私のボランティア活動（門脇敏郎さん）

「会社を定年退職するという事は、会社という大きな船から自分だけの小舟に乗り換えることである。」

門脇敏郎

（一）お誘いを受けて、自分で出来そうなことであれば、断わらなかった

 この度ホームページの編集子より、私のボランティア活動について何か書いてみないかとのお誘いを受け、単純で人の好い私は、忖度もせず、前後をも顧みず投稿させていただきました。

 冒頭の言葉は、昨年１０５歳で大往生を遂げられた日野原重明先生の、我々サラリーマンの退職後の生き方を示唆された有名な言葉です。会社を辞めてから、さて何をしょうかと、私の小舟は西宮市夙川地区の海原を漂っていた時に、全くジャンルの異なる２つのグループから、参加してやってみないかとのお誘いを受けました。一つは「読書会」で、毎月１冊本を読んでその読後感を喋り合うグループです。もう一つは、夙川地区での「福祉ボランティア活動」です。

残念ながら私には書画、写真、陶芸、コーラス、家庭菜園などの趣味技巧は全く持っていませんので、これなら何とかなるのではないか、兎に角やってみて、出来そうでなければさっさと辞めたらよいぐらいのつもりで参加しました。

それから１７～８年経過しましたが、他にやることもないし、学校、会社関係の仲間との遊ぶ会や飲み会も、高齢化が進みだんだん回数や人数が減ってくるので、地元で通用する間はさせてもらおうかと、続けてきております。

西宮市役所関係や小学校、他の団体、講演会の講師を頼んだ先生への挨拶対応などで名刺を作っておりますが、実態や活動の中身はさておき、肩書きだけを見れば次の通りで、ずいぶん立派なものです。

西宮市夙川地区社会福祉協議会会長。西宮市夙川小学校育成センター運営委員長。西宮読書サロン代表世話人。　　例えば夙川小学校育成センターの関係では、小学校の校長先生と頻繁に会合を持っております。

（ニ）何故続いているか

日頃は何となくバタバタしていて一銭の得にもならないボランティア活動、会社では気に入らないことがあっても生活に影響するので辛抱することがありますが、ボランティア活動では、退会しても生活には一切影響ないので何時辞めても良いわけですがなぜか続いています。この機会に地域活動が続いている理由を整理して見ますと次のようなことが考えられます。

１）人が好いこと。　何でも頼まれたことは、ハイハイと気安く受け入れている。但し取捨選別の合理的な判断力はある程度必要。

２）多少の責任感はある。　受け入れたからにはそれを実現させる必要があるとは自覚しています。

３）ウーマンリブを高く評価している。　今どきこんな言葉があるのか。近頃企業でも女子力を高く評価していますが、夙川でボランティア活動に携わっている女性の皆さん、判断力、折衝力、実行力、文章作成を含めた表現力、いずれの面でも優れた資質能力を持っています。（夙川地区社会福祉協議会の構成スタッフ５０名の裡、男性は私を含めて４名、女性４６名です）

この優秀な女性の皆さん方と仲良く活動できることが、一番のポイントです（一例として後のホームページを見てください）

（三）これからどうするか

２０１８年１月で８３歳になります。ボランティア活動とは言え、行動力判断力が衰え、全体の活動が停滞するようでは地域の皆さんに迷惑をかけますので、ええ加減なことは出来ないと自覚しています。

これからは「成り行き次第」というのが偽らざる心境です。

2017ー年末ふれあい喫茶1

2017ー年末ふれあい喫茶2

（四）活動内容の一端、ホームページを検索して見てください

地元での活動をホームページに掲載しているものもありますので、次の要領で検索して見てください。

次の２種類があります。

（一）西宮読書サロン

１）「西宮読書サロン」の文字を入れて検索

２）総覧ホームページ「西宮読書サロン、ジオシティー」が出てきますが、これは古いタイプなのでもう一つの「西宮読書サロン、コミュニティ、西宮中央公民館」をクリック願います。

読書会のメンバーが語り合っている写真や、１月、２月、３月にそれぞれ読む本、これまでに読んできた本の「書庫」沿革や規定書を掲載しています。

（ニ）２０１７年、年末餅つき大会の模様

１）「夙寿会」の文字を入れて検索

２）総覧ホームページ「しゅくじゅかい夙寿会夙川老人クラブ」が出てきます

３）その中の目次「青愛協と餅つき大会」をクリック

４）次に出てくる「２０１７年１２月」をクリック

冒頭に私が綺麗なＰＴＡのお母さんと餅つきをしているところから始まります。

 社友会の皆さん、拙文に最後までお付き合いいただき有難うございます。

２０１８年、皆さん方の一層のご健勝をお祈りします。