初秋の伊勢神宮と熊野古道の旅

2021年12月1日
冨田 幸祐

 11月中旬、友人と3年ぶりの伊勢神宮のお参りと熊野古道のウオーキングを楽しんできました。コロナ下の旅行解禁後、天候に恵まれ暖かい南紀の空気に触れてきました。
 早朝、宇治山田を発ち、外宮(ボランティアガイドと)、内宮、おかげ横町と定番コースを歩き、大好きな赤福を食すため、本店に立ち寄り五十鈴川を望みながら一服しました。その後、レンタカーで紀伊勝浦へ3時間のドライブを楽しみました。高速道路は、ほとんどトンネルで以前の42号線と雲泥の差で快適でした。
 熊野、新宮を経由し、紀伊勝浦の宿泊先に到着しました。今回は、ネットで探したマグロ料理民宿で、大トロからいろいろな魚料理が出て美味しさにお酒が進みました。

 翌日は、快晴に恵まれ初めての熊野古道のウオーキングです。早朝、熊野大社まで走り、車を置き、バスで発心門王子へ。そこから熊野大社まで戻る3時間の古道歩きをたのしみました。道中、村落の傍らのお地蔵さん、紀伊山脈の稜線を見ながら森の息吹を感じながら歩きました。熊野大社に着き、壮大な本殿で道中の安全を祈念し、茶店で和歌山名物「めはり寿司」を頂き、十津川渓谷にドライブへ、広大な渓谷美を堪能できました。

 今回は奈良県南部にある日本一の長さがある「谷瀬のつり橋」へ、なんと350mもあり、無料で渡れます。高さも50mで、途中まで渡りましたが、揺れが大きく途中で断念しました。帰りは、瀞峡を経て新宮に戻り、熊野三社の一つである「熊野速玉大社」にお参りいたしました。

 旅の最終日、今日も晴天です。早出で熊野那智大社へ、早朝で人数も少なくゆったりと参拝出来ました。空気も澄んでおり気持ちのいい朝でした。隣の青岸渡寺、那智の滝をたっぷり堪能できました。58年ぶりの訪問で以前の状況とは異なっていました。日本三大名瀑のどおり、素晴らしい滝です。個人的には日本一の滝と思います。

 那智の滝に別れを告げ、夕方までに伊勢に帰るだけです。途中、「獅子岩」「七里御浜」「鬼ケ城」を見て、太平洋の荒波で浸食した奇岩に触れ自然の偉大さを感じました。

 快適な高速道路を飛ばし伊勢に戻ってきました。お伊勢参りの三カ所目である「二見浦」へ、伊勢湾は綺麗で、遥かかなたに伊良湖岬、中部国際空港へ降りる飛行機等がよく見えました。

 夕方、車を返却し。夕食がてら、伊勢市駅周辺でのんびり旅の思い出話しを語り合い、東京行きの深夜バスに乗り、旅は終了しました。明朝5:00には横浜です。
 今回は、往復夜行バスを利用し、伊勢でレンタカーを借り走行距離510km。3日間の距離としては多かった。お天気も良く、うまいもの食べ満足のゆく旅でした。

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