ハイキング同好会 2022年4月例会 (長岡天満宮散策、真紅のキリシマツツジは満開で息をのむほどの美しさ)

ハイキング同好会4月例会のご報告です。 昨年11月の例会に続き1月に初詣を企画していた長岡天満宮での散策はコロナ禍の影響で延期を余儀なくされ、4月23日(土)の実施となりました。今回は、平安時代に此処で在原業平公らとともに詩歌管弦を楽しまれたと伝わる菅原道真公を祀る由緒ある天満宮のひとつである長岡天満宮を訪れました。「長岡天神」とも呼ばれ、学問の神様として「天神さん」と人々に親しまれています。まず、本殿に参拝し、その後、境内やその東に広がる八条が池の周辺を散策しました。この八条が池は1638年に築造された灌漑用の溜池で外周は約1km, 貯水量は約35,000トンあるそうです。

後列左から: 佐藤さん、脇地さん、佐々木さん、児山さん、村本、田中さん、林さん

前列左から: 上野さん、釜坂さん

当日は、まぶしいほどの好天に恵まれ、まさに行楽日和でした。阪急京都線の長岡天神駅で総勢9名が10:30に集合し、皆が元気で参加できたことを喜び合い、散策スタート。商店街を通り10分ほどで正面大鳥居に到着しました。この大鳥居は総御影石製で総高10m近い威風堂々とした鳥居で、その柱の土台には道真公が愛した紅梅・白梅の彫刻が施されています。すでに真紅の花を咲かせている樹高2.5m, 樹齢170年前後と推定されるキリシマツツジの樹林が視野に入ってきました。参道として使われている八条が池を二分する約60mの真紅の回廊を通るころには、真っ赤に染まるキリシマツツジの連なりの圧倒的な存在が眼前に迫り、新緑に映えるその美しさは本当に感動的でした。

お洒落なカフェなどを通り過ぎ、みなで社殿に参拝しましたが、順番を待つ多くの参拝者の長い列ができていました。参拝後は、三々五々、境内を自由に散策し、つつじと並んで有名な梅林も見に行きましたが、維持管理に苦心されているようでした。また、大勢が足を止めている猿回しのショーも楽しみました。八条が池に沿って歩いていくと、春には池に点在する離れや個室で筍づくしの会席料理が楽しめるとても風情のある錦水亭が見えてきました。藤棚も見事でした。錦水亭では自家藪から朝堀りした筍を使っているそうで、全国的に名の知れた老舗です。長岡京市は京たけのこの主な産地であり、今はちょうどその旬の時期にあたります。

木津さんを囲んで

散策後のイタリアンレストランでのランチの席には、2000年6月に発足したハイキング同好会の発起人であり、2018年6月に児山さんに世話役を譲られた木津さんが参加してくださいました。メンバー全員がとても楽しみにしていた敬愛する木津さんとの再会にみな大満足でした。ご不自由を抱えながらも、ユーモアのあるお話しぶりや、興味深い思い出話を披露してくださるなど、ウイットに富むお人柄には何ら変わりなく、木津さん囲む昼食会は特別で、ご本人も楽しそうにしておられました。ご家族がお迎えに来られ、お見送りした際の車窓の笑顔も素敵でした。その後、みな幸せな気分で帰途につくことができました。ありがとうございました!

次回の例会は6月18日(土)を予定しています。興味のある方は是非ご参加ください。お待ちしております。

写真提供:田中さん、佐々木さん

お問合せ先:fumiko.muramoto1@astrazeneca.com
(村本史子記)

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