ハイキング同好会 2022年11月例会 (膳所から浜大津まで 義仲寺を訪れ、深紅のモミジバフウを愛でつつ琵琶湖湖畔へ、日本最大最古の湖は魅力的)

 ハイキング同好会11月例会のご報告です。 11月19日、琵琶湖の最南端のエリアを散策しました。

 当日はJR湖西線の膳所駅で10時30分に集合しました。中には明石から駆け付けたメンバーもおられ、新快速に乗れば大阪から京都までは35分程度ですが、山科で湖西線に乗り換えるなど、集合場所までかなりの時間を要した方が多かったようです。地元にお住いで地域を熟知しておられる児山リーダーに導かれ、先ず義仲寺(ぎちゅうじ)を訪れました。こちらは旧東海道に面した国指定史跡の木曽義仲公(享年31歳)御墓所・芭蕉翁(享年51歳)御墓所です。本堂の朝日堂や翁堂以外に多くの句碑や歌碑があり、それらを読んで当時に思いを馳せるひとときでした。芭蕉翁は大坂で逝去されましたが、遺言を守った門人らが遺体を川舟に乗せ淀川を上り伏見経由でここまでお連れしたそうです。
 





 お寺を後にして琵琶湖湖畔に向かいましたが、このあたりに高層マンションが林立しているのが私には意外でした。近江をもじったOh-Me! (オー!ミー) 大津テラスという複合商業施設などもあり実に「都会」でした。湖岸への道はモミジバフウ(紅葉葉楓並木)で、深紅に染まった様子は圧巻でした。出発から小一時間で、琵琶湖が見えてきました。日の光を受けて輝くばかりの美しさで、左に比叡山、右遠方に比良連峰、はるか遠くには三上山(通称近江富士)が展望できました。暫く、釣り人もちらほらの「におの浜」を散歩し、「琵琶湖周航の歌」を口ずさむメンバーもいましたが、みなで一列に並んで湖に向かって腰を下ろし軽食を取りました。
 



 その後、浜大津に向けて歩を進め、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールに到着。国内有数の4面舞台を備えた大ホール、演劇向けの中ホール、小ホールから構成されるおしゃれな建造物で海外のプログラムも含めオペラやバレー、ミュージカルなどが開催されているとのこと。館内には入っていませんが、なにやらシドニーのオペラハウスを彷彿させる外観です。その後、ホール裏の灯篭前で集合写真。撮影後は現在休館中のお城の様は滋賀県立琵琶湖文化館や由緒ある琵琶湖ホテルなどを過ぎて、打ち上げ会場の「あたか飯店」へ。遊覧船ミシシッピーなどの大型船が停泊していました。
 



 左から村本、上野さん、児山さん、脇地さん、佐藤さん、田中さん、佐々木さん、釜坂さん(道頓堀にあるグリコサインのポーズのつもり)
 


 打ち上げは全員でひとつの円卓を囲み、美味しい中華料理、紹興酒などをいただき、大満足。今日しかなかったという絶妙のタイミングで、清々しい気分で美しく壮大な琵琶湖の風情を直に見て感じることができたことを喜び合い、話がはずみました。会食後、京阪京津線でびわ湖浜大津駅から京阪山科駅まで行き、解散しました。ちなみに、私は15:18発のJRの新快速に乗り、芦屋には16:00に到着しました。5キロ程歩きましたが、心地よい疲労で、とても実りの多い例会でした。

 次回の例会は2023年1月21日(土)を予定しています。興味のある方は是非ご参加ください。お待ちしております。

写真提供:脇地さん、田中さん

お問合せ先fumiko73506@gmail.com
(村本史子記)

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