写真同好会2023年7月例会のご報告-アストラゼネカ社友会

　今月もZoom例会としてオンライン主催をMW氏にお願いしての開催となりました。今月の投稿は季節を彩る夏花や、いよいよ深まる緑と紅色のコントラストを楽しむなどの作品群でした。不快指数の高い日が続く中、会員皆様の撮影行気力には驚かされます。
　作品投稿の有無にかかわらずご興味のある方の参加をお待ちしています。また写真作品のメール投稿だけでも歓迎します。

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YT氏「初夏の大原野神社」

　6月吉日、孫のお宮参りは大原野神社へ行く事になりました。大原野神社は始めて聞く名前だったので小さな神社かなあと思っていましたが、さすが京都の神社です。思ったよりもずっと広く大きかったです。カメラを持っていましたので、お宮参りの後ゆっくり撮影しました。
　大原野神社は、平安京遷都の前の784年に奈良から長岡京に遷都された際、藤原氏の氏神である、奈良の春日大社の神々を祀ったのが始まりと言われていまして別名「京春日」と言われているそうです。
　また、春日大社の祭神、武甕槌命（タケミカヅチノミコト）は鹿島神社（茨城県）から神鹿に乗ってやってきたと伝わるため、鹿は神の使いとして古くから祀られています。大原野神社は狛犬ではなく「狛鹿」がいることでも知られています。手水も鹿の口から流れていました。
　源氏物語の作者紫式部が愛した神社でもあり、春は桜、秋は紅葉等も綺麗だそうです。

KI氏「アジサイに遊ぶ」

SW氏「奥石神社」

MW氏「近江八幡にて」

YM氏「久安寺の”あじさいうかべ”」

　あじさいの季節になったので、ネットであじさいの名所を検索した結果、大阪池田の久安寺で「あじさいうかべ」が7月2日まで行われていることを知りました。約4年半の間、池田に住んでいたにも拘わらず、725年に開創された北摂の古刹である久安寺を全く知らなかったので、久安寺の写真を撮りたいと思いました。しかし、梅雨の雨空で「あじさいうかべ」の期間中には行けず、期間終了翌日の7月3日になって、晴れ間が出たのでやっと行くことができました。　　
　具足池一面にピンク、青、白色のあじさいがまだ浮かべられていました。かつて、宇治の三室戸寺や長岡京の柳谷観音楊谷寺で、手水鉢にあじさいの花が浮かべられているのを見たことがありますが、ここの「あじさいうかべ」はこれらの花手水とは全くスケールが異なり、大きな円形の池の表面を大きなあじさいが埋め尽くした様は見応えのあるものでした。更に、楼門から仏塔に至る参道の両側に咲き乱れた色々なあじさいは見事でした。しかし、時期が遅かったのか、少々色褪せていたのが残念でした。