昨年12月に新設の同好会としてスタートした「酒落の会」ですが、日本酒の新酒の蔵開きの時期に選ばれた酒蔵巡りの地域は、兵庫県灘の御影郷エリアです。
今回の目玉は、なんと言ってもスウェーデンで行われるノーベル賞公式行事で提供酒として9回選ばれている「福寿 純米吟醸」を試飲する事です。3月4日(月)阪神神戸線石屋川駅に集合した酒好きの精鋭7名は、神戸酒心館に向かいました。酒蔵に向かう皆さんの会話も、もっぱらお酒のことばかりで、次第に期待に胸が膨らんでいきます。神戸酒心館は270年以上の歴史を持つ福壽酒造が元ですが、1995年の阪神・淡路大震災で木造酒蔵が全壊してしまいました。2年後の12月に豊澤酒造株式会社とともに株式会社神戸酒心館を設立し、見事酒蔵として復興しました。地元兵庫県産の米と六甲山系「宮水」を用い、今もなお手造りによる酒造りを行っているのが特徴です。酒心館に到着した私たちは、最初にビデオを視聴し、同じ建物で行っている酒造工程を見学しました。そこにはノーベル賞公式行事で提供される「福寿 純米吟醸」とグラスも展示されていました。その後蔵元ショップに移動し、待望の3種類の福寿を試飲しました。いずれの福寿も個性的な味と香りです。もう少し飲みたかったのですが、食事の予約時間となりましたので併設のレストラン「さかばやし」に移動しました。今回のランチは粕汁たっぷりの粕汁定食です。飲み物は皆さん「春の純米生酒 にごり酒」です。お酒と食事を堪能した後それぞれショップでお買い物。その後近くの酒蔵泉酒造に立ち寄りました。ここでも2種類のメインブランド琥泉の試飲が出来ました。気を良くして7名は3番目の酒蔵白鶴酒造に向かいました。白鶴酒造も創業280年を迎えた老舗の酒蔵ですが、今回立ち寄った2つの酒蔵に比べ規模の大きい酒蔵です。まず私たちは白鶴酒造資料館に入り、ビデオを視聴、その後昔ながらの酒造工程や作業内容を立体的に展示してある資料館を見学しました。もちろんその後は3種類の白鶴ブランドの試飲です。その後売店で思い思いの品々を購入した後、それぞれの帰途に着きました。
今回も代表幹事の橋本さんの企画立案のおかげで、参加者の皆さんは満足の行く酒蔵巡りの1日を楽しく過ごす事が出来ました。この同好会の楽しさを、多くの会員の皆様に知って頂き、参加者が増えていく事を参加者一同願っています。
第2回参加者7名:釜坂さん、石田さん、前神さん、三宅さん、西澤さん、橋本さん、和田
代表世話役 橋本 是
(文責 和田守世)
(事務局より)
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