書畫篆刻同好会2016年9月21日例会(墨人展)のご報告 

AZ清楽會活動報告

日時:2016年9月21日15時集合

集合場所:京都市美術館本館

出席者:臼田さん、石原さん、藤谷さん、田中さん、武田

1. 第110回墨人展(2016年9月20日~25日)

午後3時に受付前に集合し、各自、出展作品を拝見した。その中で自分が良いと思う作品を選び、部屋ごとに発表し、それらの作品について臼田さんに解説して頂きながら、全員で再度、出展作品を拝見した。墨人会の作品は文字の形にとらわれず、線を大事にして自分が表現したいもの、内から出てくるものを感じたままに作品を作り上げるというものである。一見何という文字なのかわかり辛い作品もあるが、臼田さんの解説により、それらも身近に感じられた。大きな作品ばかりで見応えがあった。

2.午後5時に場所を移動し、本年度第8回の例会を開催

先ず、臼田さんより「森田子龍先生(1912~1998年)墨人会」について背景、歴史及び全国の書の制作をおもむいている人々の集まり集団。

又、書の総合研究月刊誌「墨人」は今月号NO653号の発刊。

森田子龍先生のキーワードは  1)いのちの躍動 2)からだの動き 3)とらわれることのない自由

他、現代書道の父 「書は芸術である」と主張された「比田井天来(1872~1939年)先生」について説明。

書畫篆刻三絶の世界の中の書について臼田さんの取り組み

1)臨書  2)倣書  3)白川文字学・文字の成り立ち  4)創作  5)自由な自分らしい自己流書

「書は人なり」 「書はその人の如し」 となって行く事を教え頂いた。

そして、9月3日長野市で開催された「第6回佐久間象山塾」での佐久間象山先生の各記念行事作品頒布についての説明を頂いた。

 3.その他の展覧会の案内を知らせて頂いた。

年内に多くの展覧会があり、興味深いものもあるが、今年度はAZ清楽會活動も多く、年内はAZ清楽會活動としては集合せず、次回は来年1月とすることとした。

4.次回の予定

「日展」を拝見する。2017年1月11日(水)午後3時に京都市美術館に集合

文責:武田 裕作

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