【第186回例会:向日(むこう)神社から竹の径へ】
9月に予定した例会は台風の影響でやむなく延期。1年以上のブランクを経て、満を持して10月20日再出発を果たしました。10時に児山リーダーをはじめ総勢6名が阪急西向日駅に集合。その後、長岡宮大極殿跡、向日神社や様々な古墳等を経て竹の径入り口に到着。竹の径のある竹林公園で昼食を取りました。お腹を満たした後は公園内の竹の資料館を訪れ、丘陵を下り、のどかな田んぼのあぜ道を通ってJR桂川に隣接する懇親会の会場へと向かいました。スタート時点では曇ってましたが、徐々に天気は回復し、幸いにも爽やかな秋晴れに恵まれました。
今回の目的地であった竹の径は8種類の竹垣が整然と連なる全長約1,800メートルの竹林道。静寂の中、凛とたたずむ多くの竹は心を癒してくれましたが、強風のため倒れている竹も少なくなく、胸が痛みました。資料館では竹について多くを学びました。
ちなみに、今回選ばれた向日市の乙訓は今から1,200年以上前、延暦3年(784年)に日本の首都が奈良の平城京から遷され、その10年後平安京へ遷されるまで桓武天皇が思い描いた都の姿を留める長岡京という貴重な地です。現在このあたり一帯は閑静な住宅街といった趣なのですが、お詣りした奈良時代の養老2年(718年)建立と伝えられる向日神社や長岡京時代の多くの重要な歴史遺産を擁しており、歴史の重みを感じながら、散策を続けました。また、お喋りと笑い声が絶えない楽しいハイキングでした。
スタートから約4時間後、和気あいあいと冷たいビールを酌み交わし、最長老の「今日は楽しい話題ばかりで、いつもの病気の話は出なかった。良かった!」とのコメントで、お開きとなりました。 次回が楽しみです!(村本記)
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