第165回例会 京都府立植物園から鴨川堤散策
日 時: 4月11日(土曜日)
コ ー ス: 北山駅→ツバキ園→水琴窟→水車→なからぎの森→櫻林→梅林→なからぎの森→宿根草等→温室→植物園会館(昼食)→鴨川沿いに散策
参加者: 井上氏、釜坂氏、佐藤氏、真常氏、竹市氏、中居氏、林氏、松井氏、脇地氏、木津 以上10名
前日が終日雨で、当日の早朝も未だシブシブしていましたのでやれやれという感じでしたが、幸いどんどん快方に向かい植物園に入ったときには青空が見えるほどでした。 京都の府立植物園は証明書があれば高齢者の入場無料の制度は残っているのですが年齢が60才から70才に引き上げられていて、高齢化の影響が感じられました。
北山門から入ったところにある「ワイルドガーデン」にはチューリップ、ルピナス、などよく知っている草花に混じってデルフィニュウムなど名前の見当も付かない花も植えられていましたが、どれもカラフルで春らしさが感じられました。 北山門の直ぐ西に設けられたサクラの品種見本園には薄青い花の「オオシマザクラ」や緑色の花を付けていた「御衣黄(ギョイコウ)」など沢山の品種がありましたが、それぞれ丁度花が付いていましたので違いがよく解りました。
もう終わりかけの椿園を抜けて「水琴窟」をのぞいてみたのですが昨日からの雨の所為か、綺麗な音を聴くことは出来ませんでした。 桜林では濃いめのピンクの花を付ける「ベニシダレ」が満開で、傍に植えられていた「ヨシノシダレ」との色の違いがはっきりとしていました。 この辺りで記念写真を撮ってから温室に入りました。 球根ベゴニア(ラナンキュラス)展も開かれていて、欧米人好みに改良された赤や黄色等原色の巨大な花を付けた鉢植えが沢山並べられていました。
高山植物のエリアでは、ランの仲間の「スズムシソウ」や日本では野生のものは見られない「キバナカタクリ」等の珍しい花が展示されていました。 「有用作物室」では幹に直接果実(ポッド)が付いている「カカオ」がありました。 このポッドの中に入っている「カカオ豆」を乾燥させ、発酵させると独特の香り成分が創られるのだそうです。 温室を出て、「クスノキ並木」の方に向かいますと暗い茂みの向こうに真っ赤な花が見えました。近づきますと「セイヨウシャクナゲ」の植え込みでした。 植物園会館の付近でお弁当を広げたり、売店で購入したりして昼食を摂りましたが、当てにしていた温かいものは置いてありませんでした。
食後正門から鴨川堤(半木(なからぎ)の道)に出ましたら「八重ベニシダレ」の並木が満開で見事なピンクのトンネル状態でしたのでもう少し川上の方角に行ってみることにしました。 川沿いには色々の屋台やお茶席などが出て賑わっていました。 後で調べて見ますと、この並木は約800㍍も続いて居るのだそうです。 約20分程でUターン、北大路橋の手前で「京都府警音楽隊」の野外演奏会に出会しましたので、時間調整も兼ねて小1時間も見学しました。 その後叡山電車の出町柳駅前の居酒屋で打ち上げとしました。
「木津記」
写真をクリックして下さい。大きくなります。もう一度クリックすると戻ります。
コメント & トラックバック
コメントする