ハイキング同好会 2014年9月例会(烏丸半島)

第159回例会 琵琶湖烏丸半島界隈の散策

日 時:9月20日(土曜日)

コース :  JR草津駅→近江バス→琵琶湖博物館(昼食)→草津市立水生植物園みずの森→近江バス→JR草津駅

出席者:  門脇氏、釜坂氏、児山氏、真常氏、佐藤氏、田中氏、西氏、林氏、脇地氏、木津     以上10名

琵琶湖博物館前に集合

何時もの通り、定刻に集合して頂き予定していたバスで琵琶湖博物館の前まで行きました。 この博物館では滋賀県在住の高齢者は入場無料と言うことで9名分の入場料で入館し午前 先ず博物館の琵琶湖に関する展示を見て歩きました。 その昔琵琶湖付近にもいたという巨大な「黄河象」の骨格標本に驚いたり、「人と琵琶湖の歴史」の展示では、世界最大の淡水貝塚の剥ぎ取り標本や、復元展示されていた琵琶湖独特の木造船「丸子舟」などをじっくり見て回りました。 この近くに展示されていた古い民家は、我々の子供時代(戦前・昭和初期)の生活環境を思い出させるものでした。 水族園の入口にはアクリル樹脂のトンネルがあって頭上を泳ぐ魚達が見られました。 アユの水槽の傍にワタカの水槽がありました。 この魚は天理の石上(いそのかみ)神宮の鏡池が棲息地とは知っていたのですが、草食で田植えの頃には田圃に入ってきて稲の苗を食害するということは知りませんでした。 その他、つい先日テレビで見たビワコオオナマズの本物の大きさにも驚かされました。 水槽に大きく「オスがいない魚」と書かれた「ギンブナ」もいました。 有名な珍味、鮒寿司に使われるのは、琵琶湖固有種の「ニゴロブナ」ですが、それは此方の方が形が良い為ですが、味はギンブナの方が良いと言う漁師さんもおられるようです。 水鳥のケージにはカイツブリもいて、今年生まれた子供がいましたが、既に成鳥になっていて親と見分けが付きませんでした。 琵琶湖の別名を「鳰(にお)の海」といいますが、これはカイツブリをさすもので、昔はよほど沢山いたのでしょうか。

 12時半に一旦食堂の前に集まってからお弁当組と食堂組に分かれてお昼にしました。 ここの食堂では外来魚で、在来の琵琶湖の魚に壊滅的な影響を与えていると言われるブラックバス(オオクチバス)の料理が目玉になっていたようですが、最近では入荷が激減したため一旦中止とされていました。

 昼食後、博物館前で記念写真を撮った後、近道と教えられた道で、原っぱを横切って、「草津市立水生植物公園(みずの森)」に移動しました。 入口の正面ゲートの近くにはヒガンバナやその仲間の植物が花盛りでした。 入口近くにある「ロータス館」の温室のような「アトリウム」では色々なスイレンが花を付けていましたが、水面から突き出て花を付ける熱帯性スイレンや、水面上に花を浮かべる温帯性スイレンを楽しみました。 さすがに大群生地のハスは花期を終わっていましたが園内の池では未だ名残の花を見ることができました。

 アトリウムのある建物のエントランスホールはハロウイン向けの飾りで一杯でした。 原産地ブラジルでも稀少で幻の花とされているブルーアマリリス(ヒガンバナ科)が満開でした。

 一度外に出てバス停に近い「道の駅」のレストランでお手軽に打ち上げのコップを傾けました。

[木津 記]

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